4月例会を開催しました

 満開の桜に囲まれた岡山城を横目に見ながら、県立図書館2階会議室へ集まりました。

 4月の例会は前年度の決算と本年度の事業についての意見交換です。

 まず、会計がきびしい現状をどう打開するかの意見を出し合いました。会報誌の発行費用の削減問題です。

 (1)現印刷費では、来年以降会報誌が発行できない。

 (2)会員の原稿を会報誌の書式(たとえばWordの2段縦書き)にして印刷所へわたす。

 (3)月例会の合評の後、一会員一冊の小冊子を作り、1年間あるいは作品テーマごとの合本をつくる。などなど…。

 次に会員を増やす方策を考えました。Webページだけでは「聞き書き人の会」の活動が広がらないという問題。山川副会長から、会報誌が出るたびに、X(旧ツイッター)で広報しているが、フォロワーは200人あまりという報告があった。新聞の催し欄に月例会予告を掲載してはどうかという意見も出た。

 本年度の事業計画は今月の例会参加者が少ないので、5月例会に先送りしました。

 5月例会は、文屋会長が昨年参加した「聞き書き横浜大会」のまとめを発表してくれるそうです。乞うご期待。

聞き書き人の会

岡山県岡山市を拠点に「聞き書き」手法を習得し、聞き書きによって地域の記録を残していくことを目指しています。聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。この時代に生きているひとりひとりの人生を「歴史」として記録していく取り組みです。