9月例会を開催しました


残暑お見舞い申し上げます! 

2025年9月12日㈮ 14時~禁酒会館2F会議室にて、例会を開催しました。 今回の参加者は6名でした。

聞き書き作品の合評は、『香川みすゞさんの会』を立ち上げた方の聞き書き。

 ・全体を通して文章がしっかりして、進歩がみられる。

 ・令和7年9月号で会報誌が332号になるという『香川みすゞさんの会』の誕生秘話が話し手に誠実に向き合い丁寧に書かれていて感動。

 ・題名「“やさしさ”がこだまして」に表されているように素敵な出会いによって金子みすゞの詩に出合い、『香川みすゞの会』を立ち上げることになったというテーマがわかりやすくまとめられている。 

・1章の「言葉の大切さ」から2章は、カットして、3章の金子みすゞの詩との出合いにつなげると よりテーマがはっきりする。 

・3章に5感に訴える時代背景、雰囲気を入れると当時の景色が見えてくる。

 ・段落の入り方がどれも年表をみるように年号から入っているので、工夫をしてほしい。

 ・小見出しは見るだけで読む気になる具体的な短いものに。 

・本の題名、会の名称は『』、引用は「」で統一する。

 ・難解な漢字(人名、地名)にはフォントを下げてふりがなを付ける。


 次に、『聞く、書く。』14号のテンプレート作成について、具体的な提案が出されました。 

・紙サイズA5版、上下余白20ミリ。左右余白15ミリ。游明朝体11ポイント。

 2段組の場合、1行21文字17行。 

・10月例会までにこの書式で、テンプレートが送られてくる。 

・検討の済んだ聞き書き作品は、テンプレートに落とし、個々でPDFにまとめる。

 ・12月までに全体の作品、表紙、目次の検討を終え、1月例会にはPDFにしたものを印刷所に送付。

 自分たちでテンプレート作成・編集することで、かかる費用は半分になります。 新しい『聞く、書く。』14号に向けて準備、奮闘することが共有されました!


 ■次回の10月例会は、10月10日㈮ 14時~於岡山県立図書館 です。   


                         

  

聞き書き人の会

岡山県岡山市を拠点に「聞き書き」手法を習得し、聞き書きによって地域の記録を残していくことを目指しています。聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。この時代に生きているひとりひとりの人生を「歴史」として記録していく取り組みです。