5月例会を開催しました

 いつもの場所へ向かう階段から見る岡山城が緑に映える季節になりました。

 2026年5月8日(金)午後2時から岡山県立図書館2階のグループ研究室で5月例会を開催しました。今回は6人の会員が集いました。

 はじめに年間活動計画の一部を修正する案が示され、了承されました。

 続いて新人会員が初めて挑んだ聞き書き作品の合評を行いました。曰く、夢中に書き進めたら50ページを軽く超え、約3分の1に凝縮してこの日に臨んだとのこと。そこには高校時代の恩師であり、先輩教員、相談役でもあった語り手の人生と、その折々に生じた心の機微が率直に語り記してありました。「出会い」「分かち合う」そして「自由」(FreedomではなくLiberty)、読後にそのような言葉を思い浮かべる本作は、生徒であり後輩であった聞き手を今も尚、慈しむような語調が印象的な作品だと思います。

 このデビュー作に対して他の会員から次のような感想や意見がありました。

  「私も語り手を存じているが、お人柄がよく伝わる内容だ」

  「リード(はじめに)を書き、家族構成や出身地などを事前に説明した方が分かりやすいのではないか」                                       

  「文書順を時系列に並べ直した方がいいのでは」

 このほか、数字の表記方法や漢字・仮名の統一など新人さんの作品ならではの助言もあり、気が付けば午後4時を回っていました。

 次回は6月12日(金)午後2時から、場所はいつもの岡山県立図書館グループ研究室で行う予定です。ちょっと気になるという人は奮ってご参加ください。お待ちしております。


☆追記……後に聞き手(書き手)の新人会員から次のようなコメントが返ってきました。

「聞き書きは、ボールのように投げてキャッチしてもらうのではなく、読み手に丁寧に手渡しをするものだということが分かってきました。」

  何かを悟ったか。

聞き書き人の会

岡山県岡山市を拠点に「聞き書き」手法を習得し、聞き書きによって地域の記録を残していくことを目指しています。聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。この時代に生きているひとりひとりの人生を「歴史」として記録していく取り組みです。