2月例会を、2月16日(金)午後2時から行いました。最新の『聞く、書く。』12号が届く例会で、会員にとってはわくわくする会です。ただ、例会日を、図書館の蔵書点検のため、第2週から3週へ変更したこともあってか、参加者が4名と少なかったのは残念でした。
まずは、12号をみんなで眺めることに。表紙の紫色がなんとも美しく、奇しくも大河ドラマ「光る君へ」の紫式部に合わせたような色合いとなりました。昨年よりは、ページ数が少なくなったものの、充実した内容になったと自負しています。多くの方に読んでいただければ幸いです。
また、1月例会のまとめで、「聞き書き」の醍醐味については語られていますが、「聞き書き」作品の最終的文責は誰なのか、作品は誰のものなのか、という点で語り合いました。「インタビューに、聞き書き手法を取り入れまとめている本は、語り手に重きが置かれる」「語り手と聞き手が双方納得した上での作品だから、語り手と聞き手の合同作品ではあるが、文責は文章をまとめた聞き手だろう」という意見が出ました。語り手と聞き手の関係によって、また聞き手の個性によって味わいが変わる「聞き書き」は奥が深いと改めて感じました。
続いて、話題は2月25日(日)に開催される「おかやま文学フェスティバル2024」に。内山下(うちさんげ)小学校体育館で、私たちが出店する場所と準備物の確認をしました。『聞く、書く。』の最新号並びに既刊本も手に取っていただきたいと思っています。お店の名前は、朝ドラ『ブギウギ』大好きな店主がつけた「ゼイタクは素敵屋」という屋号ですが、中身は「聞き書き人の会」です。興味関心があってもなくても、気軽にお立ち寄りください。
次回例会は、2024年3月8日(金)午後2時から、県立図書館2階グループ活動室です。
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