2024.05.11 03:365月例会を開催しました5月の例会を5/10(金)14時から行いました。4月例会に引き続き、快晴でした。本日は、中司会員の作品「喪章のキリシタン」を題材にしたワークショップでした。本作品は、中司会員が書いた短編小説。幕末の長崎にて、隠れキリシタンとして生き抜いた女性の物語を、「聞き書き」のフレームを用いて描いた作品でした。私たちが取り組んできた「聞き書き」は、言うまでも無くノンフィクションです。それをフィクションである小説に当てはめると、どんな境地が見えるのか、果たしてそれは成立するのかなど、たくさんの議論が飛び交う、非常に創造性に富んだワークショップになりました。俯瞰して考えてみると、例えば司馬遼太郎の歴史小説や、松本清張の推理小説も、丹念な文献や資料収集、現地取材のみなら...