『聞く、書く。』第10号 生活と記憶のつぶやきを受け止めて

聞き書き人の会(編著)、吉備人出版、本体500円+税、A5判並製本、102ページ、ISBN:978-4-86069-675-7、発行日:2022年1月31日 

今、話題の聞き書き作品集。「聞き書き人の会」の会報誌 第10号。テーマは「生活と記憶のつぶやきを受け止めて」。聞き書き人の会は、市民の聞き書きを通して地域の歴史を記録しています。 


目次

  •  【巻頭言】『聞く、書く。』10号と『東京の生活史』 山川隆之 
  • 聞き書き/米一俵、担ぎょうりました 中司廣志 
  • 聞き書き/郷土の歴史に魅せられて~祖父から孫へと受け継がれた、郷土史というライフワーク 中尾 圭 
  • 聞き書き/人間万事塞翁が馬。振り返ってみると、まんが良かったんでしょうねぇ 小山博子 
  • 聞き書き/お姉ちゃんの誕生日は1月18日だった 正保潤子 
  • 聞き書き/千明ですけど、なにか? 小山明子 
  • 聞き書き/母の記憶をつなぎ合わせるパッチワーク 今井田貴子 
  • 聞き書き/闇船に隠れ朝鮮引き揚げ 文屋 泉 
  • 寄稿/「聞き書き」の可能性について 見舘好隆

聞き書き人の会

岡山県岡山市を拠点に「聞き書き」手法を習得し、聞き書きによって地域の記録を残していくことを目指しています。聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。この時代に生きているひとりひとりの人生を「歴史」として記録していく取り組みです。