3月例会を開催しました

 3月例会は、「聞く、書く。」11号の外部からの感想をまとめました。
 20代から80代による感想は年代によって聞き書きがどのように受け止められたのかが面白く、新鮮でした。特に20代の学生の受け止め方は素直で、好感の持てるものでした。

 市役所の職員の方の感想には行政の立場から聞き書きによって地域の魅力を発見し、地域活性化をサポートしていこうという温かい目を感じました。


 3月上旬には、11号を携えて、献本のために北の7つの図書館を巡りました。その報告では、建物と人との関係について考えさせられました。図書館が地域の文化のセンターとなるには、立派な建物だけではなく、そこで働く職員のプロとしての知識、技術、熱意が欠かせないと改めて思いました。

 また、建物、その中で働く人を支える自治体のあり方も魅力的な図書館には欠かせないと思いました。地域の魅力を伝える文化のセンターとしての図書館を地域に暮らす人々が誇りに感じ、図書館を日常的に利用することで、子どもたちも育てられる。建物と地域の人をつなぐ魅力的な図書館に出会えた旅でした。


 今日の月例会で学んだこと。

①LINE文章、送る前に、自分で再読。
②「聞く、書く。」文章、本人は誤字発見困難。

 会員は「自分に厳しく、人に厳しく」。

 本気で読んで、間違い指摘すべし。切磋琢磨!☺️


聞き書き人の会

岡山県岡山市を拠点に「聞き書き」手法を習得し、聞き書きによって地域の記録を残していくことを目指しています。聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。この時代に生きているひとりひとりの人生を「歴史」として記録していく取り組みです。