11月例会を開催しました

聞き書き人の会の11月例会を、11月10日午後3時から行いました。通常は午後2時からですが、今回の3時からの例会です。

作品合評は、見舘好隆さんの「伊勢神宮の玉砂利を歩く、真っ白な装束を着た神主のように」。神主の世界を赤裸々に語ったとても興味深い話しでした。

会員からの指摘は、重複や無駄な表現のそぎ落としなどをしてはどうか。とても読み応えのある作品だけに推敲を念入りにといった意見がでました。

会の会報誌『聞く、書く。』12号の刊行に向けて、スケジュールを確認。11月中に会員の作品(テキスト及び写真)を事務局まで送ること。

集まった作品は、12月8日に予定している12月例会までに組版PDFを用意し、執筆担当者は原稿校正することにしました。

また、表紙の写真は、見舘会員が勤務する北九州市立大学図書館を候補に、大学の了解を取ってもらうことにしました。

『聞く、書く。』12号の刊行予定は、年明け1月末です。

次回例会は、12月8日(金)午後2時から。県立図書館2階グループ活動室で。

(報告者:Y.T)


聞き書き人の会

岡山県岡山市を拠点に「聞き書き」手法を習得し、聞き書きによって地域の記録を残していくことを目指しています。聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。この時代に生きているひとりひとりの人生を「歴史」として記録していく取り組みです。